【大型トラック初心者必見!】未経験からドライバーになるには?


皆さんこんにちは。群馬県を拠点に特殊配送、飲料配送など全国エリアへ配送を行っている、株式会社群馬ドリームです。


インターネットショッピングが一般的となった現在で、街中でトラックを見ない日はないかも知れません。それだけ、私たちの生活の中にトラックが浸透しています。ただ、トラックを運転するドライバーの仕事について、詳しく理解している人は少ないのではないでしょうか。


この記事では、未経験からトラックドライバーになるにはどうしたらいいのか、仕事内容は何なのかなど、トラックドライバーの仕事について紹介します。




■ドライバーの仕事内容とは?未経験者が知っておくべき基礎知識



トラックドライバーは、トラックに荷物を積み目的地まで運転し、目的地へ荷物を運ぶのが主な作業です。荷物の運搬目的は、宅配・配送・引っ越しなどがあります。


会社によっては、業務内容を以下の3つに分類しているところもあります。


地場ドライバーは、車庫や事務所などの拠点からおよそ100km圏内で配達を担うドライバーです。運送会社で多くみられます。

長距離ドライバーは、大型トラックでの運転が多いドライバーです。片道300km以上の長距離を走ります。

セールスドライバーは、宅急便など小荷物の配達を請け負うドライバーです。配達だけでなく、集配・料金回収・営業なども行うのが特徴です。


トラックの大きさによる業務の違いは、以下の通りです。



・小型トラック(2トントラック)

コンビニへの商品運搬や宅配便の配送など、近距離の輸送に使われるトラックです。大型トラックや中型トラックで別の地域から配送された荷物を、集配所から集配所もしくは集配所から顧客へ届けます。


1日の運転距離は、50km~200km程度であり、ルートを回り複数の届け先に配送します。積載荷重量によっては、積み下ろしの作業が多くなりますが、遠距離の運転はほとんどないため、毎日帰宅可能です。仕事を始めたばかりの段階では、まず仕事内容やルートを覚え、その後独り立ちする傾向が多いです。



・中型トラック(4トントラック)

中距離および近距離で幅広く利用されているトラックです。規模の大きい集配所もしくは荷揚げ・荷卸し場所へ荷物を運搬します。


1日の運転距離は、片道200~300km程度であり、基本的には日帰りが可能です。ただし、積み込み場所や納品先によっては、日帰りできずに車中泊になる場合もあります。


中型トラックドライバーは、長距離輸送も兼任する場合が多く、フォークリフト免許を所持していると荷物の積み下ろしも業務範囲のひとつです。



・大型トラック(10トントラック)

大都市間などにおいて、指定の荷卸し場所まで荷物を運ぶ仕事です。長距離での大量輸送が中心であり、1日の運転距離は片道300km以上となります。


高速道路を走ることが多いですが、目的地が遠く運転時間も長いため、パーキングエリアなどでの車中泊となることがあります。中型トラックや大型トラックと異なり、積み降ろしの回数は少ないです。


配送方法は、以下の5種類に分類されます。


①定期便

荷物の配送先やコースが決まっており、配送日時や時間も決まっていることがほとんどです。製品工場から倉庫への輸送などで使われます。


②ルート配送

決まったルートを回り、決まった場所に商品を運びます。コンビニの各店舗への商品配送が主な例です。


③専属便

1件の依頼主の専属として配送しますが、配送先は配達の都度変わります。宅配便のドライバーや、企業の専属運送係としての仕事が該当します。


④チャーター便

他の荷物と混載せず、トラックを貸切って荷物を配達先へ直行で届けます。引越しドライバーは、この種類に分類できます。


⑤フリー便

繁忙期の引越しなど、荷主からの依頼により臨時で請け負うスポット輸送です。配達先・時間・積荷の大きさなどはさまざまであり、その都度荷主との相談が必要です。




■トラックドライバーに就職するメリット



トラックドライバーとして就職すると、どのようなメリットがあるのか、ここでは主なものを3つ紹介します。



・手に職がつく

トラックドライバーの仕事を通じて、運転スキルはもちろんのこと、全国の地理に詳しくなったり多種多様な荷物を取り扱ったりするスキルが、そのまま経験となって手に職をつけることができます。特に、高い運転スキルが求められる大型トラックでは、この傾向が強く見られます。


転職や独立を考えた時に、トラックドライバーとしてのスキルが大いに役立つでしょう。



・人間関係を過度に気にする必要がない

トラックドライバーは、仕事の多くを一人でこなすため、人間関係に悩まされることがほとんどありません。運転席というプライベート空間で、仕事の時間配分も自分で考え、ある程度自由に仕事をこなすことができます。黙々と仕事をしたい人や、人付き合いが苦手な人でも、安心して働ける仕事です。



・働き方の融通が利く

近年のトラックドライバーは、労働環境の改善が進んでいます。勤務時間に加え休日も選べるところが増えており、働き方の融通が利くようになってきているのです。


労働基準法により、運転開始後4時間経過したら、運転を中断して休憩を取らなければいけないことが定められています。勤務時間や休日だけでなく、休憩時間を取るタイミングも自分で決められるため、マイペースで仕事をしたい人にぴったりです。


会社によっては、歩合給や資格手当などで稼げる環境もありますので、頑張った分給料に反映されやすいのもトラックドライバーのメリットです。




■未経験者のための免許取得から就職までの手順



ここからは、未経験者からトラックドライバーを目指すための流れを見てみましょう。


トラックドライバーになるには、最初に運転免許の取得が必要です。普通免許を取得していれば、トラックの運転は可能です。ただし、運転免許の区分ごとで運転できる車両が異なるため、運転するトラックに合った運転免許を取得しなくてはいけません。


2023年現在で設定されている運転免許区分は、普通・準中型・中型・大型の4つです。普通免許は、取得した年度によって運転可能な車両の種類が変わっています。具体的には、平成19年までの取得・平成29年までの取得・平成29年以降の取得と、3つのケースに分かれており、普通免許でどのトラックが運転できるのかは、免許を取得した年度によって異なります。


ただし、トラックが運転できる普通免許を持っていても、普通免許だけでトラックドライバーになるのは難しいと言えます。多くのトラック会社では、入社前に中型・大型免許の取得が必要であり、応募条件にも両免許の所有が必須とされている場合も多いのです。運転免許以外にも、大型トラックにおける荷物の積み下ろしに必要なフォークリフト免許を持っていると、仕事の幅を広げられます。


トラックドライバー未経験者であっても、トラックが運転できる免許を持っていれば、就職できる可能性は高いため、まずは免許取得を目指しましょう。




■未経験者が知っておくべき大型トラックを安全に運転するコツ



大型トラックを安全に運転するには、普通車との違いを十分理解しておくことが大切です。大型車は普通の車よりも大きく、運転中に死角が発生しやすくなります。車両の左後方部が見えにくいほか、真後ろは全く見えないため、十分な注意が必要です。


大型トラックは車幅が大きく、狭い道路に入ってしまうとすれ違いができない恐れがあるほか、左折時の内輪差に注意しガードレールなどへの接触を防がなくてはなりません。


未経験での入社であれば、基本的に先輩社員が同乗する研修制度を設けている会社がほとんどです。研修制度については、応募時にもしっかりと確認しましょう。


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■まとめ



大型トラックドライバーは、運転免許を取得し経験を積むことで、手に職をつけられる仕事です。必要以上に人間関係に悩むことなく、生活スタイルに合った働き方を目指したい方には、大型トラックドライバーの仕事がおすすめです。


大型トラックドライバーとして仕事に取り組みたい方は、株式会社群馬ドリームまでお気軽にお問い合わせください。




■群馬ドリームは事業拡大中!昨年末に相模原営業所をオープンしました!



株式会社群馬ドリームは、群馬県に拠点を置き、関東一円を対象とする運送会社です。おかげさまで好調な業績を記録し、昨年末神奈川県相模原市に営業所をオープンいたしました。


弊社は、大手飲料メーカー様からも多数ご依頼を頂き、仕事量が安定しております。一人一車制で業務にあたるため、自分のペースで仕事を進められます。安全を最優先するため、全車両にドライブレコーダーとGPSを導入している他、走行管理も業務内容のひとつです。


社員の定着率が高く、長年勤務するドライバーも多く在籍しています。女性ドライバーも活躍しており、性別や年齢を問わず仕事の頑張りはしっかり還元いたします。ご家族やお子様との時間を大切にするために、連休の取得も可能ですので、ワークライフバランスの実現も応援します。


大型トラックドライバーの仕事にご興味をお持ちの方は、ぜひお気軽にお問い合わせ・ご応募ください。


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